グランディアⅢ [◆ゲーム]
ついに発売! いや、むしろお帰りなさいと言いたい。
セガサターンで発売され、ドリームキャストで「Ⅱ」。
よもやこのシリーズの新作に再びめぐり合うことはできないと思っていましたが、
こうして成長した「グランディア」に対面できて本当に嬉しい限りです。
そんなわけで現在プレイ中。
まだまだ始めたばかりですが、プレイしてみた感想です。
■箱庭のマップがステキ
最近ではリアルな画像が当たり前となってきたゲームキャラクター。
実写じゃないかと見まごうばかりの美しさは、今となっては珍しくもありません。
しかし「グランディアⅢ」に登場するキャラクターは、まるでお人形のようで、
あたかもフィギュアを動かしているかのよう。
あえてリアルさを出していない、ゲームが玩具だということを
アピールしているかのようです。
けれどもそれが逆に良い。
ゲームはそもそも創造物。
そこで繰り広げられる物語も、創られたファンタジー。
だからこそ現実との境界があるべきなのだと思う。
フィギュアのようなキャラクターが生活する空間。
そこはリアルっぽさを出しながらも、昔見た絵本の中の風景を
そのまま立体化したような箱庭感が漂っています。
この、手でつかめそうな立体感がたまりません。
絵本の中に飛び込むように、現実とは違う世界へ
どっぷりと浸かれる感覚が心地いいです。
■やれること多し。けれどフォローも充実。
キャラクターを動かすだけなら特に難しい操作は必要としません。
ただし戦闘となると、さほど単純でもありません。
グランディアシリーズならではの、アクション性の高い戦闘が繰り広げられます。
画面を一見すると、なんとなく難しそうに感じますが、
とにかくアドバイスが豊富です。
”こんなときはこうした方がいい”、”こういうこともできるからやってみよう”、
といったレクチャー込みで序盤の戦闘は進んでいきます。
これが本当に親切丁寧。
やはり大作ともなると、こうしたフォローも万全です。
シリーズを知る人には、すぐに「Ⅲ」の操作にも慣れそうだと感じました。
■冒険という名の物語に引き込まれる快感
グランディアの良いところは、ゲームらしいスタートを切って、
少しずつその世界へと引き込む、ストーリーの素晴らしさです。
今はまだ始めたばかりなため、ゲーム操作になれる段階ではありますが、
これが手に馴染んできたところで、どんどん引き込まれていくに違いないと
思っています。
かつての「Ⅰ」では、「世界の果て」と呼ばれる大きな壁を越えることに、
いつの間にかゲームということも忘れてドキドキしたものです。
今回もそんなドキドキ感に期待しつつ、楽しんでいこうと思います。
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