氷菓 第5話感想 ついにえるの記憶が呼び覚まされる! [氷菓]
「私が生きているのは今なんです」
まだ完全なる結論には至っていなかったことが判明。
それを解き明かしていくことで悲しい事実を知ることに。
同時にえるが過去を思い出す!
第5話「歴史ある古典部の真実」
「じゃあまだカンヤ祭は禁句なの?」
現在プリシュティナにいる姉からの電話。
どこだそれ?
サラエヴォという単語を頼りに検索したら
セルビアとかボスニアとか治安の悪そうな場所へ行ってるんだね。
国際ジャーナリストか何かかな?
”カンヤ祭は禁句”という言葉に、奉太郎が自らの答えに疑問。
まだ完全には解けていなかったということか!
まぁ45年前の謎を一介の高校生がすんなり解いてしまうってのも味気ない。
今回は完全なるピースを埋める回。
「補足って何よ?」
ここの摩耶花の足ぱたぱたが可愛かった!
こういう芸の細かさがたまらんねw
「うちの司書の糸魚川養子先生ね」
あの序文を書いた本人がすぐ側にいたという事実。
以前図書室で会ったときの意味深な反応はそういうことだったのか。
ここで悩んでパッとひらめく摩耶花の動きが良かったね~。
今回、摩耶花の動画に力入れてないか?w
1人の女性の61~16までを、時代ごとに絵だけで追う。
なんかいいねこういうの。
どんな人生を送ってきたかを短時間で伝える演出は楽しい。
24~5パターンはあったかな。それを瞬間的に流してしまう勿体無さw
「もう答えはわかったでしょ?」
つまり
・関谷純は表向きの代表に選ばれただけの犠牲者。
・実権を握っていた者たちは文句の言えない弱者を隠れ蓑としたわけだ。
・文化祭での火事を理由に学生運動の責任を負わせ、見せしめの退学処分。
・カンヤ祭の名付けの由来は「関谷」をあてがったもの。
英雄ではなく犠牲者、これが関谷純の本当の姿だった。
なんとも重い話だけれど、いつの時代でもイジメや人身御供はよくある話。
大きな事件の裏には必ずそうした面が渦まいているものだね。
「氷菓ってのはくだらないダジャレだ」
英語にするとわかると言う。
氷菓→アイスクリーム、Ice cream...
「思い出しました」
ついにえるが記憶の答えに辿り着いた!
叔父に問いたのは「氷菓とは何のことか」というもの。
その答えに涙した理由もすべて思い出す。
アイスクリーム... I scream... 私は叫ぶ
望んで犠牲になったのではない叔父の悲痛な叫び。
しかし表立って声に出せず、その思いをタイトルに忍ばせたわけか。
はけ口にしたのかもしれないし、誰かに気づいて欲しかったのだろう。
自分を盾に身を隠した運動の実権者への皮肉もありそうだね。
真実は常に1枚隔てた向こう側にある、と。
今回摩耶花の一挙一動に可愛さを感じてならなかった!
なんかえるよりも摩耶花のほうが気に入りそうな予感w
ってことでこれで古典部シリーズ「氷菓」は終わり、次回から新章かな?
原作未読なので発刊順から見ると「愚者のエンドロール」。
楽しみにしている!
【過去ログ】
●第4話「栄光ある古典部の昔日」
●第3話「事情ある古典部の末裔」
●第2話「名誉ある古典部の活動」
●第1話「伝統ある古典部の再生」
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うおおお、まだ見てないので、サクっという感じでー。( ;´∀`)とっても楽しみ!原作も読んでみたいですねえ。(*^o^*)
by 大林 森 (2012-05-25 05:28)
大林 森さん>
こんばんは~(・∀・) ゞ niceありがとうございます!
見てないとネタバレになってしまうので
無理にコメントしていただかなくても構いませんよ~
原作はどうなんでしょうねぇ。
ミステリ好きからしたら謎解き面ではライト過ぎるかなとw
by カルディア (2012-05-26 01:20)