ソードアート・オンライン 第３話「赤鼻のトナカイ」感想 幸薄きサチに起こる悲劇

「キミたちは絶対に俺が守るから」

ようやく仲間を手に入れたキリト。
安全第一で進むガツガツしないパーティは、キリトにどんな経験を積ませてくれるのか。

絶対に守る、それは大いなるタブー・・・






「仲間に入れてもらおうかな」

ソロを決め込んでいたキリトが仲間入りだと！？

紅一点のサチは気が弱そうで守ってあげたくなる子。
cv早見沙織のキャラって大体こんな雰囲気あるよね。
幸福値が低くて一番になれないヒロインみたいな。だがそこがいい。









「僕は意思力だと思うんだよ」

意思だの団結だの言っているけれど、
自分らもいずれ効率重視になってくると思うよ。

なんとなくこの優しさのあるＰＴには、キリトはずっと一緒じゃない感じがする。
効率重視に目覚めた人が抜けていくとか、キリトのせいで裏切りにでも合うとか。

てか、キリトは仲間にレベルを隠しているけれど、
高レベルがいるとEXPの入りが悪くならないの？









「キミは死なない」

死を怖がり、寝付けなくて１人悩むサチを勇気付けるキリト。
これフラグに見えるんだけど、だ、大丈夫だよね…？
はやみんを起用しておきながらまさかね。









「キミは絶対に生き延びる」

邪な意見だけど、ゲーム内でエッチとかできちゃうんじゃね？
って思ったのは自分ぐらいなものだろうか？ｗ
そういう快感は得られないから誰もしないとか？
一緒に寝たいなんて警戒心薄いよサチ。









「じゃあちょっと上の狩り場に行くか！」

いやいや、やめておけ！
リーダー不在のときに狩り行く話が出ただけでも暗雲めいてるのに
上の狩り場とか言い出したらもうそれフラグ回収じゃないかー！









「トレジャーボックスだ、うっひょ～！」

やはり来てしまった上の狩り場。
自意識過剰な発言に、隠し扉の先で宝箱発見って、
これもうフラグ回収コースじゃないの？
やめて～やめて～！









「クリスタル無効化エリアか！」

デジョン石使えない。
てかトラップにしてもおかしいでしょこの大群。
『ガントレット』かよ。









１人、また１人と死んでいくぜ……









「サチ！」





マジかよ……
１話でサチさよならとか早すぎるよ！
サチなのに名前負けすぎるよ

そして１人帰還したキリトに仲間の死を告げられたリーダーが自殺…
仲間の安全第一と言うほどの人だったものね。
うわ～なんだこれ、重いわ。









「蘇生アイテム狙いか」

あれから何日経ったのか。
クリスマスイヴのイベント用ボスに挑もうとするキリト。
そこへ最初の友だちクラインがPT引き連れてやってきた。

なるほど蘇生アイテム狙いだったのか。
ガセだと言われるものの、噂にもすがりたい気分なんだろうな。









「10秒以内！？」

本当に蘇生アイテムがドロップ！
ボスをソロで倒したキリトがゲーット！
けれど死亡後10秒以内に使わなければ対象者を蘇生できないという。
なにそれ酷い。









「キミと私が出会った意味を見つけて下さい」

日時指定のメールが届く。相手はサチ。oh...
これが届くときは自分は死んでいるだろう、
キリトが己を責めないようにと送ってくれていた。
１話分で語られたものの、長いことこのPTと組んでいたんだろうね。

今回の一件でキリトはどう成長するのか…




【過去ログ】
●第２話「ビーター」パーティ戦キタ！ 第一層なのにボス強すぎｗ




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コメント 6

>１話でサチさよならとか早すぎるよ！

まったく同じ感想です。ＯＰにも公式ＨＰにも載っているのに、この短さはなんだろうか？死ぬにしても数話ぐらい登場しとかないと駄目だと思う。
by むつ君 (2012-07-24 21:55) 

今回は鬱回でしたね
見ていて悲しくなりました
by kotekoma (2012-07-25 00:46) 

むつ君さん＞
こんばんは～(・∀・) ゞ　niceありがとうございます！

まぁこれはこれでインパクトあるからいいのかなとも思っています。
回想シーンとかで出て来てほしいところですね。

by カルディア (2012-07-26 02:43) 

kotekomaさん＞
こんばんは～(・∀・) ゞ　niceありがとうございます！

死と隣り合わせの設定ですからね。
序盤で悲しさを背負わせておくのかなと思っています。
毎回鬱だと困るけどｗ

by カルディア (2012-07-26 02:43) 

うーん……、原作を既読している身としては、今回の話の構成は今ひとつという
感想ですね。　この話は劇中の時系列としては、たしかこれで良いはずですが、
回想という形にしてでも、もう少し後にまわした方がアニメから入った人も、
キリトへの思い入れが上がっていて、より感情移入できたはずです。
それに今回の話はキリトに大きな影響を与えた事件だから、
2話分の時間を使い、アニメでは抑えるべき独白を増やしてでも、
より原作に忠実に再現するべきだったと思います。
原作ではキリトの独白等で語られた、今回の話を理解するための重要な部分が、
アニメでは十分描けていません。

・キリトが自分のレベルを低く偽ったのは、ビーターが低い層の狩場にいた事を
マナー違反だと思われて、白い目を向けられるのを恐れたから。

・レベルを偽ったまま、月夜の黒猫団にいたのは、頼られることに
密かな快感を感じていたから。

・黒猫団のリーダーであるケイタがトップギルドと自分達との違いについて、
「意志力ではないか？」と語った場面も、原作では内心、「そんな綺麗な理由じゃない、
トップギルドをトップたらしめているのは最強という立ち位置に対する執着心で、
そうでなければ、もっと情報やアイテムを攻略プレイヤー全体に隔てなく分けているはず、
そうしないのはこんな状況でも最強への未練があるから。
自分だって、強さにこだわっているからギルドに皆に隠れて、
前線でレベルを上げている……..、」とそんな事を考えていた。

・怯えているサチにかけた言葉も確信や祈りというよりは、自分の嘘の後ろめたさを
和らげる為に言ったというのが理由として強かったようだ。

・キリトが既に攻略している場所での狩場や危険場所をそれとなく教え、
誘導した事等によって、月夜の黒猫団は短期間で飛躍的にレベルアップした。

・皆が死んだダンジョンも、原作では以前攻略していて、そこは効率のよい狩場だが、
同時にトラップの多い危険地帯であることを知っていたが、自分の事を隠すため、
言わなかった。　アニメでは少し変更されているが、原作では宝箱を見つけた時、
その層から危険度が一段階上がることも知っていたので放置するように言った。
しかし、理由を聞かれても本当のことは言わず、「やばそうな予感がする」としか、
言わなかった。

・原作では、あのクエストに挑戦する為に一人で死んでもおかしくないような
レベル上げをしていて、内心ボスに勝った後も生き残った事に落胆のようなものを
キリトは感じていた。

・原作では何故サチが赤鼻のトナカイを歌ったのかも理由が書かれている。

改めてあげてみると上記の事が再現できなかった事がやはり残念に思えてきます。
上記の事を知っているのと、そうでないとでは、かなり話の印象が変わるはずです。

by アルキュオネ (2012-07-26 20:42) 

アルキュオネさん＞
なるほどー、ご説明いただいた内容を読んだところ、原作から受ける印象はかなり違いますね。もう少しキリトの気持ちに突っ込んだ内容というか、アニメからは伝わらなかった心情が見えて、”濃さ”を感じました。

１話だけだとキリトがＰＴに入ったのはちょっとした気まぐれで、そこで出会った彼らとの思い出は以後大きな出来事があればすぐに忘れてしまいそうなほど小さな通過点に取れてしまったかな。唯一サチのことは思い出すぐらいで。
そう考えると２話使って「ＰＴに入って冒険し続けた」という印象付けはもう少しして欲しかったところですね。

おそらくアニメ化においては、以後の回に重きをおいてここは１話分だけで消化させたのでしょう。そのため薄味になってしまったものの、「ここではサチというキャラクターの印象を残せばいい」という形に至ったような気もします。
これがアニメのみの視聴者にとって吉と出るか凶と出るかですね。

by カルディア (2012-07-28 13:08)