2015年 冬アニメ 終了作品の評価まとめ 全22本!(前編) 『君嘘』、『冴えカノ』、『SHIROBAKO』、『寄生獣』と高評価作品が続出! [【終了】最終回感想まとめ]
終了したアニメの評価・前編!
冬クールに最終回を迎えたアニメの評価を、ざっくりなコメントと、点数を付けて書いています。
(見ていた作品のみです)
以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。
※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
四月は君の嘘 (◎) [2クール]
演奏シーン圧巻!
音楽+三角関係という解りやすいスタートでキャラも魅力的。
特にライバル2人の登場ではコンクールにおける白熱の演奏シーンに飲まれるほど。
こだわりのある高クオリティの映像を毎回見せてもらえた作品。
ただ宮園の入院から暗い雰囲気でやや視聴意欲を妨げる流れに。
しかしそこを補った凪の余りある魅力はグッドだった。
ヒロインと死別するラストはいささか不満もあるが、総合的に良い出来栄えだった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・27
艦隊これくしょん -艦これ- (△)
約束された成功、果たせず轟沈
敵の目的が不明瞭で戦闘に深みが出てこないのは致命的。
ゲーム上では不要な設定でもアニメでは必須であり、
命まで張って何と戦ってるのか解らないので戦闘が薄っぺらく感じられた。
せめて敵に対しての情報収集や研究を行なう展開があればまた違ったものの、
艦むすは疑問すら抱かずただ戦うのみなのは違和感しかなかった。
そこはゲーム設定の枠を超えてしまうだろうけれど
媒体が異なればある程度設定を変えて一作品として仕上げても良いと思う。
轟沈すると敵になるらしい仕組みを最後に見せられても時すでに遅し。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14
新妹魔王の契約者 (△)
エロが本編
妹+魔族+ハーレム、ありがちすぎて食傷な設定だけれど
意外にも最後まで見続けられた作品。
シリアス面はさほど興味なかったが、
唐突にして小気味良く挿入されるエロ面とのバランスが良かった。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・16
寄生獣 セイの格率 (◎) [2クール]
味方であり敵でもある不思議さ
序盤はバトルものにおける追い込まれる恐怖、
中盤は三角関係によって恋愛面とバトル面での追い込みが楽しめた。
ミギーを通して少しずつ明らかになっていくパラサイトの興味深さ。
田村玲子によってパラサイト自身が存在意義に悩む姿も興味欲を高めてくれた。
毎回、先読みができない展開に惹きつけられたうえに、
ボス的な存在を倒すことですっきりしたラストも申し分なかった。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
総合点・・・25
血液型くん!2 (△)
前期ほど納得はしづらいネタ
前期はわりと当たっていると思えたが、今回は同調しづらい面が多かった印象。
そんな中で女子キャラの登場はおざなり感を消してくれていたかなと。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・17
みりたり! (△)
勢いだけで面白味は皆無
おそらく『てーきゅう』の二番煎じを狙ってきたのかもしれないが、
こちらはネタが小学生並みの低レベル。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・1
画・・・1
演出・・・1
音楽・・・3
総合的な評価・・・1
総合点・・・8
SHIROBAKO (◎) [2クール]
キャラ良し、演出良しの傑作
アニメ制作現場をネタにして、ここまでドラマティックに
面白さと感動を備えた作品に仕上がるものとは思わなかった。
キャラクターが各自しっかり立っていて、脇役の外注といえども印象に残る。
なにより主人公である宮森の成長がしっかり窺えるのはグッド。
公に言ってはいけない、見せてはいけないような業界の裏側なども、
わりとリアル感高めと思える濃さで視聴者の興味を煽ってくれた。
フィクションならではの過剰演出もあって楽しませる作りも上手い。
私的に神回と思えるのは16話。
唐突な絵麻の体操しかり、バッティングセンターの一幕で惹きつけつつ、
井口のスランプ脱却を明るく描いたテンポの良さは素晴らしい。
最後まで気の抜けない展開、ラストは大団円ですっきりと喜べる。
2クール通して作画良好だった点も高評価だ。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・29
冴えない彼女の育てかた (◎)
鉄板キャラに埋もれない普通女子が魅力的!
毒舌才女の黒髪美少女、金髪ツインテのお嬢様と、オタクが好む鉄板キャラ。
そこへごく普通の女子を入れることで逆に可愛さが際立つ仕組みは上手い。
(達観したようで淡々とした言動はそれはそれでキャラ立ちしているけれど)
ストーリーはわりとありがちで、一番の魅力は作画の良さだろうね。
けれど丁寧に作り込まれていたことで全体的に評価が底上げされた感。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・25
幸腹グラフィティ (○)
食事をする女子の可愛さを堪能
飯テロというよりもリョウときりんの可愛さと
優しい空気に包まれての食事風景を楽しんだ感じ。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・21
ガンダム Gのレコンギスタ (○) [2クール]
監督からのメッセージが詰まってる
結論からすればアニメージュ連載の『富野に訊け!』において
「アニメばかり見ていても作品は作れない」とか
「もっと自分の目で色々見てこい」みたいな苦言をガンダムを通して見せた感じ。
どうして戦争が起こるとか、道具に使われるんじゃなく~的な言葉はあくまでも表向きで。
とはいえあまりにも抽象的で言葉足らずなのでストレートに視聴者へ伝わらない。
誰かに解説してもらわなければ隠された監督の意図を汲み取れないため、
アニメ作品としての評価は少々下がるかなと。
余談ながらノレドがずっと登場してくれたことが嬉しかった。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・18
デュラララ!!×2 承 (△)
一期ほどのパワーは感じられず
杏里の妖刀やセルティの謎など発見のあった一期に比べて
主要メンバーにおいて新たに見出すものが希薄だった。
とはいえ最後まで見続けさせる力のある作品。
私的には久野ボイスの投入で沸き立ったところも。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・16
ログ・ホライズン 第2シリーズ (△) [2クール]
終わらないネトゲ世界
前期に比べるとどこか話数稼ぎをしている展開もあったり。
「供贄の黄金」でのレイド戦は迫力だが、話数をかけすぎて少々ダレた感もするし、
ミノリたちの東海道下りもロエ2との出会いを描くために用意されたに過ぎず、
2クール引っ張る割には一期ほどの濃厚さは感じられなかった。
リアルに戻るラストではなく、三期を見越した続きっぷりは残念さもある。
きっとこの作品はリアル生還を描くのが目的ではなく、
ネトゲ世界での冒険活劇を描き続けるんだろうね。
ただ次こそはネトゲに閉じ込められた原因を明かしてきっちり結末を描いてほしい。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・17
以上、12本。
後編に続きます!
→ 2015年 冬アニメ 終了作品の評価まとめ 全22本!(後編)
【関連記事】
●2015年 冬アニメ 終了作品の評価まとめ 全22本!(前編)
四月は君の嘘 / 艦隊これくしょん -艦これ- / 新妹魔王の契約者 / 寄生獣 セイの格率 /
血液型くん!2 / みりたり! / SHIROBAKO / 冴えない彼女の育てかた / 幸腹グラフィティ /
ガンダム Gのレコンギスタ / デュラララ!!×2 承 / ログ・ホライズン 第2シリーズ
●2015年 冬アニメ 終了作品の評価まとめ 全22本!(後編)
アルドノア・ゼロ 第2期 / DOG DAYS'' / クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 / 七つの大罪 /
夜ノヤッターマン / 純潔のマリア / ローリング☆ガールズ / 聖剣使いの禁呪詠唱 /
ユリ熊嵐 / 弱虫ペダル GRANDE ROAD / ガンダムビルドファイターズトライ
四月は君の嘘とシロバコはとても良かったね。寄生獣と冴えないなんちゃらも良かった。
艦これはペラッペラやったねぇw
その他は見てないw
by mana (2015-04-03 12:40)
manaさん>
私的に高評価を付けた4作品をmanaさんが全て見ていたとはw
ジャンルは違えど4作品はいずれも楽しめた作品ですね。
こうしてみるとわりと良いクールだった気がします。
てかGレコ見てないのかいw
by カルディア (2015-04-04 03:08)