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2015年 秋アニメ 最終回まとめ評価 全25本(後編) 『ごちうさ』がやはり高評価! [【終了】最終回感想まとめ]

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終了したアニメの評価、後編!

秋クール(12末)に最終回を迎えたアニメの評価。
点数とコメントを付けています。
(見ていた作品のみです)

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。



◆俺がお嬢様学校に
「庶民サンプル」としてゲッツされた件
(△)

極端なお嬢様世界は異界に等しい
さすがに何もかも知らなすぎのお嬢様なれど、
極端にすることで物語を成立させられるのはラノベならでは。
ある意味、異世界モノという目線で視聴。
お色気もあってハーレムコメディとしてそれなりに楽しんだかな。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・13



◆アクエリオンロゴス [2クール] (△)

設定は良いが中身に食いつけず
文字化けや創声というネタは良いものの、
どこか一歩入りづらく内容を咀嚼したいと思えなかった。
大部分のキャラクターに興味をそそられず、
戦闘シーンに至っては閉鎖された空間で行なわれるため迫力がない。
過去2作の『アクエリオン』以上にはならなかったなと。
私的には花嵐だけが視聴意欲になっていたが出番は少なく消化不良。
OPとEDは良い。特に後期EDのMay'n&千菅春香は驚いた。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・4
総合的な評価・・・2

総合点・・・14



◆うしおととら [2クール] (◎)

絵柄は古いが面白さは色褪せず
原作をだいぶ忘れていたので新たな気持ちで見られた作品。
毎回が引き込まれる作りは原作もさることながら制作も良い仕事をしていたなと。
物語はかなり端折ってはいるがアニメから入った人には
これで丁度良いのではないかというサジ加減だ。
絵柄が今風ではないので若年層にフックするかは微妙だが、
分割3クールの残り1クール分も楽しみにしたい。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・25


◆K RETURN OF KINGS (○)

オシャレアニメ感
一期が綺麗に終わっただけに蛇足感は否めなかったが
終わってみればなかなかに楽しめた感じ。
序盤はなんだかよく分からず退屈だったが
御柱タワーでの灰色と緑の王との対面、
伏見が青を抜ける展開と中盤以降の見どころが多かったなと。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・20



◆終わりのセラフ 第2クール
名古屋決戦編
(○)

ラストだけが悔やまれる傑作
柊家の謎が深まる中、大編隊による殲滅作戦が始まるドキワク感。
グレンが捕まり苦悩しながら撤退する状況など
目が離せない展開が目白押しだった。
ミカの合流、「終わりのセラフ」による大量虐殺。
ここまでは本当に傑作。
これからというところで全てをすっ飛ばしての四ヶ月後。
これには正直ぽかーん。
もし三期があるならシノアの「日本帝鬼軍から離脱します」から
四ヶ月後までの間を全部見せてほしいなあ。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・22



◆ご注文はうさぎですか?? (◎)

モカ姉ぇ登場で一気に加速
チノに癒され、ちまめ隊のあどけない可愛さに翻弄され、
EDでノックダウンされる二期も上々。
シャロの良さもグンッとアップした点も評価したい。
特筆すべきはモカ姉ぇ。
定着したキャラの中へ自然と馴染むキャラ性、
cvかやのん効果もあって二話だけの絡みが悔やまれる逸材だ。
全体的に笑いも癒しも可愛さもアップしていて満足の仕上がり。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・5
総合的な評価・・・5

総合点・・・27



◆コンクリート・レボルティオ
~超人幻想~
(△)

理解できる人は高尚みたいな空気
脚本家のコメントで「アイデアてんこ盛りです。消化不良を起こすようなら、
歯ごたえのない作品ばかりに接して、胃腸が弱っているのでは?」とあったが、
まるで「この作品が分かる人はオタの中でも高尚」みたいな空気を作り出した。
こちらのレベルまで理解力を高めろというのは作り手の自己満足であって、
教え方が下手な教師と一緒。分かりやすく伝える技術がない現れだ。
正直、自分はついていける面といけない面が混在していた。
「面白さはどことなく感じる、だけど深くは理解できない」といったところか。
そもそも考察したくなるレベルや題材は人それぞれであり、
多くに考察を促したいのなら万人向けにレベルを落とす必要がある。
つまるところ見る人を選ぶ作品。
二期では咀嚼したくなる柔らかさがもう少し欲しいところだ。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・16



◆進撃!巨人中学校 (△)

羽目をはずした公式パロ
キャラクターにさらなる個性を付け足し、原作を活かしたギャグ。
全体的には楽しめたものの、子供っぽい展開には飽きもくる。
また巨人の存在がわりと邪魔だった気もするが、
それを無くしたら巨人の意味がなくなる歯がゆさ。
実写パートではトレジャーハントはわりと楽しめたけれど
画伯は正直つらかったw
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・17



◆不思議なソメラちゃん (△)

酷い(褒
良くも悪くもちょぼらうにょぽみ作品。
めちゃくちゃっぷりは面白かったけれど
『あいまいみー』のインパクトが強かったので
その衝撃は超えなかった感じか。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・1
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・16




◆VALKYRIE DRIVE -MERMAID- (○)

物語も楽しめるおっぱいアニメ
同監督の『クェイサー』感が色濃く感じられたものの、
お色気に笑いも重なって、物語でもしっかり楽しませてくれた作品。
特筆すべきはヒロインのまもり。
特殊な苗字で虐められてきただろうけれどこの子なら大丈夫という
性格の良さがしっかりと感じられ非常に好感が持てるキャラ。
ラストはハッピーエンドで気持よく終われたので好印象。
ED曲も癖になる楽しさ。
余談ながらラジオではまもり役の井澤美香子の株も上昇した。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4

総合点・・・24



◆あにトレ!EX (△)

もっとアングルにこだわって!
1~4、6話における個別キャラ紹介回では、
こだわりのあるエロアングルで楽しませてくれたが、
終盤に向かうにつれて衣装もアングルも控えめになってしまった感じ。
それこそ意表を突くカメラワークで笑いも取れるポテンシャルはあったはず。
第5話の3Dについては言わずもがな。
アングル以前に作品の良さを台無しにしてしまったなと。
その反省を活かしてか後半はアニメ絵で頑張ってくれたのは感じられた。
それにしても伊藤美来ボイスは可愛い。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・17



◆ノラガミ ARAGOTO (○)

シリアス回が増した二期
一期の頃はひよりの出番も多く日常における笑いもあったが
二期でのひよりは待ち状態でだいぶシリアス度がアップ。
毘沙門とのわだかまりに一応の終止符を付けた序盤は楽しめたものの、
恵比寿編の黄泉での時間が長すぎてやや退屈感も。
ラストで野良と決別したのはすっきり。
それが新たな災いを呼んだようだけれども。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・19





<実写>
※アニメ本数にはカウントせず点数も付けません。
◇孤独のグルメ Season5

5期も非常に楽しませてもらえた。
ゴローちゃんの胃袋が続く限り新シリーズをずっと期待したい。
余談ながら実家近くの場所が題材になった回があり、
私的に地元民と沸き立つことができて嬉しかった。


◇掟上今日子の備忘録

原作西尾維新という点と、ガッキーの白髪メガネに惹かれて見始めたドラマ。
序盤はこんなもんかなという感じだったが、
4話の須永別荘回から謎解きが楽しめるようになり、
厄介との関係が気になってきたところで7話の半同棲的な状況。
今日子の気持ちが厄介へ傾いてきたところで元カレらしき者が登場し、
怒涛の最終回で上手く幕を閉じる。
見たい気持ちを上手く汲み取り、飽きさせない上手い展開だった。
これは原作も読んでみたいと思わせるドラマだ。



以上、アニメ12本。トータル25本!

今回、◎評価を付けたのは4本。
『ワンパンマン』、『ゆるゆり』、『ごちうさ』、『うしおととら』。
25本中4本は、これまでと比較すると少ない。
秋クールは全体的にパワー不足だったなと。

●ラノベ原作アニメが健闘
ラノベ原作はいくつかあれど、いわゆる学園バトルハーレムに触れるタイトル、
その中で『アスタリスク』、『落第騎士』、『35試験小隊』の3作品が健闘してくれた。
作画の安定もさることながらストーリーも楽しめ、
かつての「作画崩れ当然」、「ネタ扱いされるだけの3話切り作品」といった印象が
顕著だったレベルから大きな飛躍が窺えるようになり、
自分の中での「ラノベ原作アニメ」に対する悪い面が払拭された健闘っぷりだ。

パワー不足なクールではあったものの、
ラノベ原作が頑張りを見せてくれたという点では良いものを見せてもらえた。
冬クールではどんな作品が沸き立たせてくれるのか期待したい。




【関連記事】
2015年 秋アニメ 最終回まとめ評価 全25本(前編)
新妹魔王の契約者BURST / ヤング ブラック・ジャック / 学戦都市アスタリスク /
小森さんは断れない! / 終物語 / コメット・ルシファー / 落第騎士の英雄 /
ワンパンマン / てーきゅう 6期 / ゆるゆり さん☆ハイ! / 緋弾のアリアAA /
北斗の拳 イチゴ味 / 対魔導学園35試験小隊

2015年 秋アニメ 最終回まとめ評価 全25本(後編)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 / アクエリオンロゴス /
うしおととら / K RETURN OF KINGS / 終わりのセラフ 第2クール 名古屋決戦編 /
ご注文はうさぎですか?? / コンクリート・レボルティオ~超人幻想 /
進撃!巨人中学校 / 不思議なソメラちゃん / ヴァルキリードライヴ マーメイド /
あにトレ!EX / ノラガミ ARAGOTO

『最終回まとめ評価』の過去記事 一覧


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風龍

こんばんわ。

厳密に言うと秋アニメ最終回じゃないんですけど、個人的には「WORKING!!!」最終回の名前を挙げたいですね。
作品を象徴するセリフ「ちっちゃくないよ!」できっちり締めるなどあれだけ綺麗にまとまった最終回もそうそうないんではないかと思います。
これ以上なくきっちり終わったので、続編は期待薄かなという点は少々寂しい気もしますが、終わるのが寂しいのは名作の証拠ということで。
by 風龍 (2016-01-13 20:06) 

カルディア

風龍さん>
こんばんは。コメントありがとうございます。

>「WORKING!!!」最終回
年末特番ですね。取り上げるか迷ったのですが秋アニメではないので外しましたが良いラストを飾った作品だと思います。あれだけ綺麗に終わられるとこれがラストだろうなと。
私的には二期が一番楽しめたのですが、三期を経ての最終回、色々な面にきっちり決着を付けたのはアニメとして素敵だったと思えます。
by カルディア (2016-01-15 00:55) 

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