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2016年 冬アニメ 最終回まとめ評価 全29本(前編) 『このすば』、『僕街』が高評価! [【終了】最終回感想まとめ]

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終了したアニメの評価、前編!

3末に最終回を迎えた冬クールアニメの評価です。
点数とコメントを付けています。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※見ていた作品のみです。


◆この素晴らしい世界に祝福を! (◎)

残念系女子と主人公の緩さが噛み合った!
異世界ファンタジーラノベで作画がアレだったものの
第1話からアクアのキャラが楽しく、
天ちゃんの残念系ボイスがとにかくハマって掛け合いに引き込まれた。
そこへめぐみん、ダクネスと分かりやすいほどの残念キャラの投入。
ストレート過ぎてネタ切れしないものかと思えたものの
上手く作用していたのは作者の腕だなと。
主人公の緩さもあって平和的な空気が覆っていたのも見やすかった点。
毎回爆笑できるうえに、何気に布石もあって物語の作りが上手かった。
余談ながらプリキュア効果もあったと思える。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・5

総合点・・・25



◆ルパン三世 新シリーズ [2クール] (○)

大人世代に向けたルパン
どこか古めかしさのある絵柄は好感触。
シリアス回が多めで不思議世界へ突入するなど
二時間SPモノが子供向けならこちらは大人向けな印象だったなと。
ダ・ヴィンチという確固たる敵対者が出てきたのも締まりが良かった。
単発回で好きなのは第8話の久野ちゃん幼女回、第13話の脱獄劇。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・23



◆ハルチカ~ハルタとチカは青春する~ (○)

謎解きメインの青春劇
吹奏楽より謎解きが主だったのはむしろ歓迎。
徐々に増えていく仲間集めの要素もあって総合的に楽しめたなと。
キャラ絵が可愛いのは強かった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・20



◆アクティヴレイド -機動強襲室第八係- (○)

特色を活かしつつ王道路線
2話であさみのウィルウェア姿、3話で亜李ボイスによる歌が披露されるなど
私的にツボを突いてくる展開にしてやられた感。
すべての事件がラスボスの存在へと集約していき、
最後にしっかりと撃退して終了する展開は分かりやすくて気持ち良い。
全体を通してストレスなく見られたのは好印象。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・20



◆少女たちは荒野を目指す (△)

果たして荒野だったのか
有名所との勝負に勝るほどの作品を生み出すにしては障壁は高くなく、
困難はあったものの結果的にスムーズ進行だと思える内容。
特に北条が素晴らしい物語を書ける人材だという印象が弱いため、
結果として出来過ぎ感が強まってしまったなと。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・15



◆僕だけがいない街 (◎)

すべての苦悩はラストのために
間延びした一巻を一話に集約させたのは懸命な判断。
中盤までは毎回わくわくさせられたものの、
現代に戻っても悪いこと続きで少々見ていて辛かった。
されどそれもラストのための布石。
すべてが良い方向へ動いた世界線は何とも気持ちよく、
最後の最後に愛梨との出会いが用意されていたことで涙を誘われた。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・4

総合点・・・25



◆おじさんとマシュマロ (○)

王道を踏まえたマシュマロラブコメ
気持ちが空回りする女子と鈍感男という
ある意味ラブコメの王道を地で行くスタイルが
分かりやすく笑いもあって楽しめた作品。
ラストはハッピーエンドで良い幕だった。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・18



◆おしえて!ギャル子ちゃん (○)

ギャップ以上の良い子
ギャル子が普通よりも良い子なので終始気分良く見られた作品。
能登ボイスでエロいサブタイを言わせる趣向も素晴らしいw
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・20



◆ヘヴィーオブジェクト [2クール] (○)

2クール目から面白さアップ
巨大なオブジェクトを人の手で倒す様を楽しむ作品というのが
ようやく自分の中で明確になったのは1クール過ぎたあたり。
それまでは切るほどでもない程度の視聴意欲だったが、
15話のアラスカから楽しさが見えてきておほほの正体を知ってさらに意欲上昇。
21話のお掃除サービス(メイド部隊)がこれまたヒット。
2クール放送は正解だったと言える。
最終話はおほほサービス回でグッド。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・22



◆紅殻のパンドラ (○)

今期の百合癒やしアニメ
冬クールは日常系の癒やし作品がないため、百合百合している面が清涼剤に。
バトル面でもワクワクでき、福音が良い子なので総じて平和な空気が漂っていた感じ。
くらりんとのラブラブっぷりがほんわかでき、
何気にブエル(小)の存在も不可欠だったなと。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・2
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・21



◆ブブキ・ブランキ (○)

CG&キャラ良し! セリフが稚拙
CGとは思えないクオリティで見た目は素晴らしかった。
黄金ちゃんが可愛く、右手ちゃんとのタッグも良し。
ただ残念なのは、随所に腑に落ちないキャラの行動が目立ったこと。
たとえば初のブブキ戦で仲間を見捨てるようにその場を去るなど、
キャラの心理として「それはしないでしょ?」とツッコミたくなる面が多数。
「きっとこの世界の子どもたちはそういう思考なのだろう」と
盛大に譲歩した脳内補完で見続けた部分だ。
特に駄目なのはセリフのチョイス。
登場人物全員が同じ知能レベルのような会話、
決めるべきシーンで記憶に残るセリフが入れられていないなど、
プロレベルに達しておらず、稚拙さが如実に感じられた。
ストーリー展開はそれほど悪くない。
セリフ回しが台無しにしていただけだと思える。
見た目が良いだけに勿体無かった。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・22



◆うたわれるもの 偽りの仮面 [2クール] (◎)

ラストに不満はあれど笑いありキャラ良し
回を追う毎にハマっていった作品。
特に女子キャラがそれぞれ良い味を出していて、
中盤以降はクオンの良さにぐいぐい惹きこまれた。
明かされる世界の真相にも驚かされ、どう締めるものかと期待したが、
何とも判然としない終わりかたには不満が募る。
すっきりしないのは誰も幸せになってないからかな。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4

総合点・・・26



◆ナースウィッチ小麦ちゃんR (△)

小麦のキャラと3DCG
ノリが20年ぐらい前のオタ向け萌えアニメ。
なのでさほど面白さは見い出せなかったものの、
小麦の前向きな明るさで最後まで見続けた感じ。
特筆すべきは3DCG。
初回の小麦ちゃんだけかと思いきや、11話のリリアで改めてCGの良さに触れ、
最終話の3人ユニットもとても良い出来栄えだった。
これが見られただけでも、という感じか。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・13



◆機動戦士ガンダム 血のオルフェンズ [2クール] (○)

戦闘よりもキャラ主体のガンダム
個々のキャラが立っていて中盤までは楽しめたものの、
後半は政治色が強くなり(戦争に政治は付きものとはいえ)、
これでは子供が見てもつまらないだろうし、
大人が見てもワクワク度は上がらなかったなと。
やはりロボものは広大な戦場で最大の敵と壮絶なバトル
という締めをラストで見たいものだが、この作品では叶わなかった。
泥臭い戦いが鉄血の持ち味かもしれないけれど。
私的にはフミタンを退場させた点は痛手かな。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・24




以上、14本!
後編に続きます。
2016年 冬アニメ 最終回まとめ評価 全29本(後編)



【関連記事】
2016年 冬アニメ 最終回まとめ評価 全29本(前編)
この素晴らしい世界に祝福を! / ルパン三世 新シリーズ /
ハルチカ~ハルタとチカは青春する~ / アクティヴレイド -機動強襲室第八係- /
少女たちは荒野を目指す / 僕だけがいない街 / おじさんとマシュマロ
おしえて!ギャル子ちゃん / ヘヴィーオブジェクト / 紅殻のパンドラ
ブブキ・ブランキ / うたわれるもの 偽りの仮面 /
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2016年 冬アニメ 最終回まとめ評価 全29本(後編)
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コメント 2

ガッツ

こんにちは。
やっと消化したところで感想をw
といっても一部見る前に消去されたんですけどね・・・。

>この素晴らしい世界に祝福を! (◎)
最初はまたこの手のテンプレ異世界転生ものか・・・と思ったものの、アクアのゲスさと駄女神力でひきつけるのが上手かった!
壮大な音楽で土木作業に従事する毎日のシーンがツボすぎてw
放送中に原作も買って読んでしまったほど。
見た目のレベルは高いアクア達なので、ハーレムもののように見えるのに、中身が残念すぎてハーレムになってないあたりの塩梅がうまかったですねw
それに盛り上げるところはきっちり盛り上がるようになっていたのが良かったなと。(ベルディア戦とデストロイヤー戦)
サキュバス回は神でした。
ダクネスの正体を明かすタイミングが原作とは違うのですが、たぶん最初は二期想定してなかったからなんだろうなぁと。

>アクティヴレイド -機動強襲室第八係- (○)
ナレーション入りのOPテーマ(中盤からSE入り)とパワードスーツを装着して事件にあたる警察官という設定が、特撮ものを強く意識させるような雰囲気で私的に完全にツボでした。
許可がないと出撃できず決済が下りないと必殺技が使えないという組織の面倒くささを、あの手この手で回避して事件解決に持っていく流れがスカッとしました。
女の子役のイメージが強い小澤亜李さんですが、エリートの女性警察官というのも結構ハマってました。
もっとも第八内では一番下なので、相応の若々しさとぽんこつっぷりが際立って子供っぽさも感じられましたが、それが良かったのかなぁと。
1話の時点であさみがオスカー6だったので他にも出てくるんだろうなぁと思ってはいたのですが、ボスがメチャクチャ強くてビビったw
ただ、個人的には事件の決着編はミュトスとのもっと派手なバトルでもよかったなぁという感じではありますね。

>ヘヴィーオブジェクト [2クール] (○)
終始お姫様がかわいかった!
ほとんど単独ヒロインのようなポジションながら、物理的な接触があまりなく、クウェンサーからの通信やメールでうれしそうな表情を見せるのがたまらんかったw
巻き込まれ系の主人公が強大な敵をを叩き潰すという図式は原作の鎌地先生の得意とするところでしょうし、禁書よりもこうアメリカのドラマのようなジョーク交じりのやりとりも、そういう感じの作品なのだとわかれば楽しめますね。
最後のエピソードはアニメオリジナルだそうですが、数多くのオブジェクトを破壊したクウェンサーが最後には、その中からお姫様を救い出すという展開は熱かった。

>機動戦士ガンダム 血のオルフェンズ [2クール] (○)
序盤MS戦で引き付けて、後半の政治戦に持っていく流れは子供たち(鉄華団)の力(戦闘)だけでは太刀打ちできないうねりに呑み込まれていく感じがあって、私にはスリルがありました。
フミタンの退場(貴重な大人枠の喪失)は惜しいと思う反面、これでクーデリアも血生臭い戦いの場に踏み入れさせられた感じもあって、重要な要素だったなぁと。
鉄華団の方でもストッパーだったビスケットの死で完全にヤバい方向(ビスケットの敵討ちを理由にしてしまう)に舵を切り始めて、「これ全滅するやつだわ・・・アカンやつだわ・・・」と戦々恐々ですw
ギャラルホルン側にしても、マッキーとガリガリがこれシャアと坊やの関係だー!!と気づいたあたりで、こっちもやべぇなとw
クランクの敵討ちに燃えるアインが負傷から全身阿頼耶識となり、グレイズ・アインと一体化するというおぞましい結果になってしまうも、アイン=ハボリム(ガンダムフレームの名前の使用されているソロモン72柱の一柱)の別名という、生き残り決まった段階からこうなるの決まってたのか!という衝撃。
こええw
二期はどうなるのか・・・w

しかしまた長々と申し訳ないですw
by ガッツ (2016-04-23 19:15) 

カルディア

ガッツさん>
こんばんは。コメントありがとうございます。

>中身が残念すぎてハーレムになってないあたりの塩梅
見る前はテンプレ感が強かったのですが、しっかりと独自の味が出ていた作品でしたね。ラノベ原作の異世界ハーレムとはいえ見るまでは分からないものだなと痛感。私的にはキャストで食いついたところもあるけれど、天ちゃんがここまで駄女神がハマるとは想定外でしたw 2期も楽しみですね!

>組織の面倒くささを、あの手この手で回避して事件解決
この作品の特色はそこですね。ズバッと当てはまってる表現はさすがガッツさんだ。私的には特撮の知識は浅いのでパワードスーツ系の変身モノへの食いつきは激しくないですが、回が進むごとに興味を引かれたので上手く作られた作品だと思います。

>物理的な接触があまりなく
そこが少しばかりヒロインっぽさを欠いた印象になってしまったけれど、逆にそれが味と見れば、回線を通したときにだけ繋がることのできるヒロインというのは新しいですね。ラストでは物理的接触を成すというのも、まるで文通相手と再会するようで、恋愛面的にも熱い演出だったんだなと思えますね。

>うねりに呑み込まれていく感じがあって、私にはスリルがありました
その大きなうねりに自らの足で飲み込まれていくスタイルは、火星しか知らない彼らがまだ見ぬ世界を切り開く感じがあって楽しかったですね。私的にはやはりラストが足らなかったかな。オルガが三日月に見せたかった景色がこれだと言われてもそこにズバっと印象づけるものが無かったなと。ひとまずの勝利、そんな印象しか持てなかったので。まあ二期があるので仕方ないのかなあ。

by カルディア (2016-05-12 02:58) 

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