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2017年 冬アニメ 最終回まとめ評価 全26本!その2 『メイドラゴン』、『幼女戦記』が高評価!ありがとう『プリパラ』! [【終了】最終回感想まとめ]

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終了したアニメの評価、後編!

最終回を迎えた秋クールアニメを点数とコメントを付けて評価しています。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※自分が見ていた作品のみです。
プリパラ [11クール] (◎)

キャラ良し、歌良し、展開もグッド!
当時視聴していた『ドキプリ』が終了し、後番組の『ハピプリ』がつまらなかったのでそれに変わる日朝アニメがないかと見始めたのがきっかけ。
ノリが面白く、CGの出来も良し。出てくるキャラは個性が強く、アイドル作品なのに変テコ路線を物ともせずにやりきるスタンスに好感触、ギャグもしっかり笑える作り。ドキワク展開もあってストーリーでも目が離せない、それでいて全体を覆う優しい世界観が視聴継続に繋がった。
i☆Risの主題歌がとても良かったし、この作品でi☆Risを記憶した。

最初に気に入ったキャラはみれぃ、2ndシーズンではあろま。もちろんらぁらの良さは全編通して痛感していた。特に3rdシーズンでジュルルという赤ん坊を世話するらぁらの献身さには、さらにらぁらの魅力が向上したなと。
好きなライブ映像は48話、そらマゲドン・みーで歌ったあろまセンターの『ラッキー!サプライズ☆パーティ』。
ジャニスcv豊崎愛生の登場によって楽しみが増えたことも添えておきたい。
CGクオリティの高さ、楽曲の良さ、キャラの面白さ、楽しい展開と、2年9ヶ月続いたのも頷ける作品だ!
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・5
総合的な評価・・・5

総合点・・・28




ACCA13区監察課 (○)

ストーリーに引き込まれる!
展開の早さもあって、回を重ねるごとに面白さが増した作品。特にジーンの出生に加えてニーノの人生が明らかになった8話は最高の盛り上がり。もしかしてEDで踊っているのは若い頃の第二王女なのでは?と。
ラストは想像以上に全部が丸く収まったうえに課長の正体という驚きも見せてくれて最後まで楽しませてくれた。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・4

総合点・・・23




ハンドシェイカー (△)

期待の大きさゆえの反動あり
『K』のGoHands制作という触れ込みに期待を高めたものの、4話でチープさが感じられて大幅に視聴意欲を下げてしまった作品。その後のリリ&マサル戦でも回復せず、視聴を切ろうかと思ったところへコダマの登場によって盛り返した。正直こういうキャラ好き。
ラストは因果関係のあるナガオカ&マユミ戦でひとまずコヨリの出生が明らかになって平和的解決に至ったものの、結局のところハンドシェイカーとは何かは解明されず神的なもので片付けられたうえに戦いは続くという形で尻切れトンボ。期待が大きすぎたか。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・16




南鎌倉高校女子自転車部 (○)

ゆるいがしっかり自転車アニメ
『弱ペダ』や『ろんぐらいだぁす!』よりもさらに緩さのある自転車アニメ。それでもしっかり自転車には乗っていたし、レースの緊迫感も楽しめた。
日常系な雰囲気で楽に見続けられた作品。背景も綺麗。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3

総合点・・・20




けものフレンズ (○)

溢れる優しさ、謎めいた世界観
初回から人が滅亡した世界だと認識できたとはいえノリがギャグめいていて肩の力を抜いて見ていられた。とにかく登場する全フレンズが優しく見ていて気持ちが良い。
興味津々で恐れ知らず、チャレンジ精神も旺盛なサーバルちゃんの子供みたいな言動がとても好感が持てたのは大きな牽引力だ。また、そこかしこで登場する人類文明の遺物が、この謎めいた世界観を楽しめる要因にもなったなと。全編通して不思議さがあったからこそ、窮地における全フレンズの集結や仲間との別れなど、最終回でのストレートなパンチは心をえぐってくる。上手かった。

ネット上では異様なほどの盛り上がりで制作サイドも困惑していたが、正直こちらも同様で、なぜ?という感覚は未だに拭えない。『てさぐれ』レベルのニッチな層だけにウケるものだ思えたので、この異常なまでの盛況っぷりには自分は一歩引いていたところがあった。
CGはチープだが物語の分かり易さとのバランスが良かったのかもしれない。全肯定フレンズから放たれる癒やし、謎めいた世界観だが検証のし易さもあってスッと入ってくる染み込み具合が今のアニメ視聴者にフックしたのかも。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・4

総合点・・・22




One Room (△)

物語がストレートすぎた
主観に趣きを置いた作品なので物語が直球になってしまうのはやむなしだが、それにしてもありふれた内容だった。
キャラ絵は可愛くて作画も非常に良いので、こういう作品に多く触れてない視聴者には楽しめたのかな? 短編アニメなので見続けられたところも。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・2
画・・・5
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・15




AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- (△)

アキバならウケるという風潮は既に無い
アキバを題材にすることでハチャメチャな内容でも良し、あとはオタクが楽しめそうなネタを仕込めば良しみたいな、2000年代ぐらいに乱立したアキバネタ作品のノリそのまま。
ネタに対して深く調査している感はあるが、土台となる設定が浅いため展開がチープだなと。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・2

総合点・・・14




スクールガールストライカーズ
Animation Channel
(○)


キャラが魅力的で内容もグッド!
一番の牽引力はメイン5人のキャストだけれど、内容も面白く、特に女子の日常部分は楽しませてくれた。ラジオでも触れていた花澤香菜演じる沙島がヒット連打。オディールというキャラも後半で良い味付けになったなと。
笑いも多く、バトルや謎めいた部分とのバランスも丁度よい。原作ソシャゲアニメはつまらないという印象を払拭させてくれた作品だ。OPとEDも好き。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・4

総合点・・・23




幼女戦記 (◎)

中身がオジサンという設定で好転!
正直一話を見たときは「単に幼い少女を主役にしただけの戦争作品」で「どうせ過去に最悪な出来事でもあって化物的存在になったのだろう」と安易な想像をしたが、2話で大きく覆された。これによってターニャの言動が一気に理解できた素晴らしい仕掛け。
見た目のクオリティも高く、戦闘シーンのアングルにも引き付けられる。展開もドキワクで毎回が面白い。ターニャ vs メアリーを見てみたいものだ。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5

総合点・・・28




機動戦士ガンダム
鉄血のオルフェンズ 2nd season
  [2クール] (△)

火星の王ENDが見たかった
ガンダムで主人公が死ぬとか前代未聞(TVシリーズで。生死不明や精神疾患は問わない)。
それぐらいのインパクトを入れたかったのか、偶像劇だから別に良いというスタンスなのかは分からないが、少なくとも夕方アニメでは主人公の勝利を描くべきだったと思える。
結果的にセブンスターズの廃止や火星独立など、求めた世界になって平和的なまとまりはしたけれども、視聴者的にはオルガが火星の王になるストレートな勝利を見たかった。
主人公サイド以外の手によって丸く収まるのであれば、そりゃ主人公側をいくらでも窮地にできるよね。そこからの突破をどう見せてくれるかを楽しむのが創作物じゃないのかなあ。それがそもそも少年漫画的なスタイルに毒されてしまった形なのだろうか。
現実における歴史は勝利者の視点による記録しか残らないので、夢を追っても結果的にこうなるのが現実という教えにもなるかもしれないが、何と言うか気持ち良さがない。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・5
演出・・・3
音楽・・・2
総合的な評価・・・2

総合点・・・17




BanG Dream! (△)
※現在10話(全12話)ですがこの時点で評価します

楽曲の良さを引き出せない微妙な物語
放送前からキャストによるライブで盛り上がっていたようだけれど、楽曲が良いだけに「たとえ物語が普通でもこれはウケる」という感覚にさせられてしまったがゆえの前人気だったのだろう。蓋を開けてみれば、かなり微妙な仕上がりに。
主人公のめげない元気さは良いが、求められるものから少しズレており、周りを見渡せない身勝手さ、お調子者の行き当たりばったりな言動に踊らされてしまっているメンバーという構図にしか見えない。
楽曲が良いのだから奇をてらわずにもう少し普通で良かったんじゃないかなあ。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・5
総合的な評価・・・2

総合点・・・15




小林さんちのメイドラゴン (◎)

何度も観返したい日常劇!

キャラは可愛く平和的な雰囲気がたまらない。作画や動き、ギャグの演出に至るまでさすが京アニと思える仕上がり。fhanaのOP、ちょろごんずのEDともに心地良い。
キャラ的にはカンナが可愛すぎてたまらないものの、桑原由気を気に入ってからトールの言動1つ1つが可愛くて仕方なかった。毎度のことながら京アニのキャスト選びは上手いなと。
基本はギャグなれどたまにご高説が入るあたりもグッと掴まれる。主人公が色気のない女性なのも、変にハーレム調子にならず正解。滝谷とファフの関係性も見ていてとても気持ちが良いものだった。
※ラジオも拝聴
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・5
総合的な評価・・・5

総合点・・・30




以上、12本!トータル26本!

今回、◎評価を付けたのは4本。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期
プリパラ
幼女戦記
小林さんちのメイドラゴン


26本中4本は少ないが、さほど不作とは思えなかった。
○評価が多かったのと△評価の作品がそれほどダメではなかったのが要因かもしれない。

●冬クールのワードは「ソシャゲ原作アニメの躍進」
「ソシャゲ原作アニメはつまらない」というこれまでの印象を、『スクスト』と『チェンクロ』が変えてくれたといっても良いだろう。それぐらいマシなものになった。
数年前では「ラノベ原作アニメは駄作」という風潮があったが、今ではだいぶ様変わりしてそこから人気作が生まれている背景を見れば、ソシャゲが活発な現代においてソシャゲ原作アニメもこれから力を入れていかれる源泉となりそうだ。
ただし不安要素もある。ラノベ原作では漫画と違って制作側が1シーン毎に絵を創作する必要がある。ソシャゲ原作ではそこに加えてシナリオも創作する必要があるからだ。絵とお話を作る作業が制作サイドに発生して作業量が膨らむことは想像に容易く、分担作業になるとはいえ進行における問題が発生して必ずしも良い結果に結びつくとは限らないのがネックかもしれない。

というわけで、春クールも楽しめる作品に出会えることを願って!




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