2021年 冬アニメ 最終回まとめ評価！ 総評 全13本 『ウマ娘』、『ゆるキャン』が文句なしの高評価！

終了したアニメの評価まとめ！

3月末に最終回をアニメを点数とコメントを付けて評価しています。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※自分が見ていた作品のみです。

はたらく細胞!!（○）

二期も勉強になりました！
たんこぶやニキビといったライトな症状からガン細胞まで多岐に渡って今期も丁寧にわかりやすい内容でとても楽しめた。赤血球さんの出番が相当減ったけどネタ的に仕方ない感じだよね。制御性T細胞さんを惑わすほどに強いガン細胞おっかなかったなあ。８話という短さだったけどラストはハッピーエンドで気持ちよく終わったのでGOOD！
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・22



はたらく細胞BLACK（◎）

体への負担を見つめ直したくなる
本家では描けないレベルの恐ろしい症状をこれでもかってぐらい取り扱っている。かと思えば３話で勃起に射精と食いつきやすい内容で、細胞視点からの演出に笑わせてもらったり。
うまく掴んだところで過労による脱毛に尿路結石と、宿主自身のブラックな生活が加速していくのを如実に感じさせる恐怖。心臓が止まるという展開には驚きすらあった。宿主は蘇生したものの、赤血球たちはおそらく採血＆輸血で別の体へ移った模様。そこもブラック...なにこの救われない恐ろしさｗ 病気という身近な題材なだけにグイグイ引き込まれた。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
総合点・・・25



Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season 後半クール（○）

レム復活しないじゃん！
エミリアの第一の試練突破までが長すぎたことで状況が100％理解できないまま進んだ感じ。なので毎回４～６割程度の理解で見ていたところも。特にガーフィールとフレデリカの思考や立場がよく分からなかった。
エミリアの過去話によるフォルトナとジュースの話は食いつけたし、ロズワールとベアトリスがエキドナ（に似た誰か）とともに暮らしていたのも新鮮な情報として楽しめた。１話１話はそれとなく楽しめたのだけど、結果としてレムが助かってないなと。途中がごちゃごちゃだったとしても最終的にレムが目覚めてバンザイ！ってなればスッキリするのに、なんかもう風呂敷を広げすぎてるな～感。区切りの良いところで一番の目的を達成させてほしかった。特に死に戻りというトライアンドエラー作品の場合、そもそもが混乱する作りなのだからラストは分かりやすく成功を感じさせてほしい。
原作ならきっと地の文で説明があって理解ができそうな部分も、セリフだけで分からせるのは難しいレベルになってきてるんじゃないかな。解説サイトを見てようやく１つ１つを理解した感じ。そこをアニメ内で理解させられていないのはネック。原作をそのままスライドさせるのではなく制作サイドで咀嚼したうえで分かりやすくまとめて描いてほしかった。
なんかまだスッキリできてないし、こうなると仮に３期があっても見るのが辛くなってくるなあ。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・23



BEASTARS 2期（○）

食殺事件の犯人がついに！
急に明かされる食殺事件の犯人。そこからが楽しめた。逆を言えばそこまでがまるで興味を惹かない流れだった。実際ルイ先輩がシシ組のボスになるとかどうでも良かったし、物語的に大きな意味を見いだせなかった。きっと作者的にはあるんだろうけれどインパクト狙いだった感も否めない。
とりあえず食殺事件が一区切り付いたのは良かった。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19



Dr.STONE STONE WARS（◎）

司帝国をついに陥落！
一期の勢いそのままにノリ良くテンポ良く進んだ作品。科学のドキワクに展開のハラハラもあって毎回が楽しい。何気に一期よりも絵柄がちょっと修正されたのかコハクが可愛くなった印象で、そこも視聴テンションを上げてくれた要素。
石化光線の解明のために大航海時代幕開け！ってことになる3期にも期待大！
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・25



約束のネバーランド 第2期（○）

原作組ブチギレエンド
最終話、ぽかーんだった。え、終わったの？
自分は原作未読組だけど、さすがにラストが煮え切らない状態だったのでネットで調べてみたら原作と違ってものすごく端折られた感がすごい。最終回に至ってはほぼダイジェスト。
たしかに放送前から”脱獄したあとは惰性”みたいな雰囲気あったけれどもう１クール使って原作に近いレベルでしっかり描いていたらアニメ組の評価はだいぶ違っただろうなあ。
実写版もやったしブランド力としてはこれ以上の伸び代は無いみたいな判断で消化させるためだけに作られた二期って感じ。勿体ない！ ジャンプ＋とかで原作全話無料開放すべきだ。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19



呪術廻戦（○） (2cours)

バトル演出に引き込まれる！
演出が凄くてグイグイ引っ張られるし、展開も読めなくてワクワクさせられる。
私的には好みのキャラ（特に女子キャラ）が出てこないところがマイナス点だけれど、女子ウケを狙っていると考えると男が好みそうなキャラは出してこないんだろうなあｗ
劇場版はアニメの前日譚となるのでTVアニメとしての二期は期待できそう。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・24



進撃の巨人 The Final Season（◎） (2cours)

原作の旨味を圧縮
原作を上手に整頓してアニメ版として昇華させているのが凄い。突然知らない世界に放り出されるマーレ編、面白いけれどバトル展開は希薄なのでヤキモキする序盤。それをたった５話で宣戦布告まで進める作りが上手かった。
これからというところで一旦終了だけど続きも楽しみにしたい。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・5
総合的な評価・・・5
総合点・・・28



のんのんびより のんすとっぷ（◎）

3期でもネタ切れ感なし
日常系でしかも何もない田舎という設定なだけに３期も持つの？と思いきや、しっかり『のんのんびより』の空気を保ったまま面白く描かれていたのが凄い。
１期が2013年なのでちょっと古い作品という感覚はあるんだよね。そして当時のテンションのまま楽しめている、この感覚が不思議だった。凄い作品だ。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・25



ウマ娘 プリティーダービー Season 2（◎）

友情、努力、勝利、そして感動！
主人公はスペちゃんじゃない！？という驚きと、トウカイテイオーのキャラで持つのかな？という不安。ちなみに競馬には疎いためテイオーの経歴を知らないためあくまでもキャラとして判断。しかし始まってみれば怪我による挫折からの復帰、そして勝利、マックイーンとの天皇賞対決で大差で惨敗...こんな浮き沈みのあるドラマ性たっぷり展開でまだ５話なんだぜ？ 凄すぎでしょ...
中盤はライスシャワー回でグッと惹きつけてくる、展開上手すぎか！ そして３度目の骨折、ライバルも骨折、努力の末の大勝利！ なにこれ泣くわ。
最後のウイニングライブ、ビワハヤヒデのセクシーっぷりにネイチャの可愛さ、最高に素晴らしかった。史実をなぞったとはいえその脚本の出来栄え、演出の上手さ、もう拍手しかない。面白かった！
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・29



ゆるキャン△ SEASON2（◎）

毎回体感５分の面白さ
白熱する展開とは無縁のまったりな流れなのに体感５分と言っても過言ではないぐらい毎回引き込まれた。それぐらい面白かったってことだよね。二期になってさらに背景が綺麗になったし、演出力もUPした感じがして制作サイドの力の入れようが伝わってくる。すごく良い仕上がりだった。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・29



転生したらスライムだった件 第2期 第1部（○）

前フリの第１部
三人の異世界人が出てくるまでは特に目的もないままに進んだ感。交易とか大事なんだろうけどね、もっとこうファンタジー的な目的という意味で。正直、盛り上がりに欠けていたけれど後半で盛り返してきた。魔王へ進化するための非道な行為がリムルらしくないが故にインパクト大。魔王となりヴェルドラを解放、むしろここからか。第２部を楽しみに待ちたい。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19



ワンダーエッグ・プライオリティ（○）

謎解きは数カ月後に
序盤はよくわからないまま進んでいくけれど、作画は良いしキャラクターにも興味を惹かれる。仲間が揃ってくると楽しい雰囲気になり、回を増すごとに面白くなっていく。いいぞ、これ。結果的にどうなるのか皆目見当が付かないあたりもワクワクする。
そして11話、アカと裏アカの過去回がとてつもなく興味を惹く話で凄かった。AIフリルの誕生、そしてひまりの死、なんだこれなんだこれ…？ 何が起こっているかは分かるのに脳みそが追いつかない、凄い設定だ。
12話でさらに謎が深まり、残念ながらすっきりせずに終了。続きは６月放送の特別編、というかそこが本来の最終話ってことかい！
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・23




以上13本！

今回、◎評価を付けたのは6本。

はたらく細胞BLACK
Dr.STONE STONE WARS
進撃の巨人 The Final Season
のんのんびより のんすとっぷ
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
ゆるキャン△ SEASON2

13本中6本はなかなかの好成績。中でも『ウマ娘』と『ゆるキャン』はぶっちぎりの高評価。どちらも制作サイドの作品に掛ける情熱を画面から感じられる仕上がりだったんだよね。素晴らしかった。
春クール作品も負けじと楽しい作品が出ることを期待したい！

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