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能登の旅 まとめ [◆雑記]

これまで3回に分けて配信してきた石川県縦断・能登の旅の記録。
能登空港~小松空港までの二泊三日の旅路です。

内2回は現地からの携帯でのアップだったため、ネタを絞って書きました。
なのでここで全ての旅の記録を、自分のメモとして残しておこうと思います。





■1日目

・能登空港へ
羽田9:55発 のANA便。ジャンボよりも一回り小さい飛行機だったため、
機体の揺れが直に感じられてちょっとドキドキ。日本アルプスを横断する空の旅は初めて。
晴天だったため、山頂に残った白い雪が、まるで天空にかかるクネった道のようでとても幻想的な風景を拝めました。


体感的には離陸から20分ぐらいのあっという間の移動。10:55に能登空港に到着。


・穴水駅
空港からタクシーで穴水駅へ。2人ほど人を見かけましたが、寂しい印象でした。
それもそのはず、明らかに地震の被災地。
駅から来迎寺という寺まで歩きましたが、途中、倒壊しかけの家や仮設住宅などが目に入りました。


5分ほどで来迎寺に着きましたが、ビニール紐で仕切られて入れません。
穴水でお昼でも…とは思っていたものの、食べる場所も見つけられず、またそのような雰囲気ではなかったため移動することに。


・のと鉄道
一車両の単線ローカル鉄道。1時間に1~2本。電車の扉は開閉ボタンを自分で押す。
ローカルな場所に来た感が、電車でわかる感じ。


ぶらり途中下車でもしようかと思いきや、どう見ても何も無い。改札には誰もいませんよ、と。
これは一泊目の和倉温泉まで行くしかないなと判断。


・和倉温泉

着いたは良いものの、腹ごしらえできそうな場所もないし、お店もやってない。
一応泊まるホテルを目で確認しつつ、お腹を空かせながら能登島大橋へ。


・能登島大橋




駅から徒歩で30分ぐらいで到着。久々に長い距離を歩いた。


側にあった広場のようなところで休憩。地震の被害か、亀裂の入った地面が生々しい。

そのままホテル近くまで引き返し、さらにホテル群が密集する和倉温泉街奥地へ。お店が準備中ばかり。
バス亭から七尾駅方面へ移動することに。


・食祭市場

明日の予定にしていた「食祭市場」に到着したので下車。
近くのソバ屋でやっとこの日初めての食事にありつく。注文は冷やしとろろ蕎麦


食祭市場内も見て回り、近くにあった「ふれあい広場」で食後の休憩。


・七尾駅~和倉温泉・そして一泊
市場から七尾駅まで歩き、電車で再び和倉温泉へ。
ホテルで疲れを癒しながら、携帯でブログ記事作成(笑
慣れない作業に1時間ぐらいかかった…orz

夕飯はホテル内にあった食堂で。海鮮定食+能登牛スジの煮込み。
能登牛の鉄板焼きが食べたかったものの、ホテルの人曰くこのあたりには食べられる店がないとのこと。(むしろお店がやっていない)なので断念。
この食堂の店員さんが(以下略w →「能登の旅(1)」に書いています。



■2日目

・羽咋(はくい)駅へ
和倉温泉→七尾、ここで”のと鉄道”終了。天候が怪しかったため、七尾駅前の店で傘を購入。
七尾からJR七尾線を使って羽咋駅を目指す。


・気多大社(けたたいしゃ)

 
 

羽咋駅下車、タクシーを使って気多大社へ。
気多大社の詳細は「能登の旅(2)」で書いたとおり。


普段はいないという巫女さんで目の保養をしつつ、縁結びの絵馬に願い事(笑)を書いたり、「的中」と書かれた御守りを購入。


何が的中するかわからないところに惹き付けられましたw


・昼食
今日は客足も少ないのか、気多大社まで乗ってきたタクシーの運ちゃんに「帰りは呼んでくれれば来るよ」と名刺を渡される。
迎えに来たのは別の運ちゃんだったけれど、駅に向かう途中、昼メシに適したオススメの店を聞く。駅近くに地元で人気のお店があると言うのでそこへ連れて行ってもらい、昼食を取ることに。
小さな定食屋ながらも雰囲気は良かったです。
注文したのは日替わり定食
メインのおかずは刺身とカレイ(?)の姿焼き。魚のダシが効いた味噌汁が美味しかった。


・コスモアイル羽咋

 
駅を挟んで反対側にある、円形の建物が特徴の「宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋」へ。
ガイドブックを見て火曜日は定休日だということに気付くも、電話をしたらシーズンなのでやっているとのこと。


建物の外ではロケットの大きな模型が出迎えてくれた。
中に入り、エレベータで2階へ。
……えーと、客は俺1人ですか?w

 
人工衛星や月面走行車などの模型がドーンと置いてある博物館。
やや大きめなモニターと椅子が用意された空間では、画面をタッチすると外人の研究者らしき人のコメントがスタートする物があった。
全員のコメントが必ず「Hello everyone」で始まることに、なぜか笑えた。
宇宙関連の事柄は大好きなので、楽しんで見入りました。
少し進むとまたモニターがあった。ここでは宇宙人やらUFOやらのお話が聞ける模様。
これも見入る。

そこそこ長居したにも関わらず、自分以外に客は来ませんでした。むしろ俺のために用意された空間と化していたわけで。いや、きっと休日は盛況に違いない(苦笑
正直な感想、観光として来る価値はあまり無いかと。申し訳ないけれどこれ税金のむd(略


・金沢駅へ
羽咋駅から津幡駅。この先はそのままJR北陸本線へと変わり、金沢駅まで直行。


ついに来たぜ金沢駅! いや~デカイね。さすが県庁所在地!
でもさ、それだけ大きな駅なのにもかかわらず、自動改札が無いんですわ。
PASMOの出番無し。

駅の中にある広いお土産屋を物色した後、買うのは明日にしてそのままホテルへ。
チェックインを済ませ、ゆったりしながら携帯でブログ記事作成。

再び駅へ行き、夕飯は能登豚のトンカツを頬張りました。
ちなみに宿泊先では2泊とも食事は付けませんでした。出歩いて現地の店でそのとき食べたいものを食べるためです。



■3日目

・兼六園
金沢といえば兼六園。
駅で見つけた兼六園の地図を片手に、そこに書いてある物を全て見て回ることに。
入園料300円は安い!

雨が降る中、風情ある庭園を緩やかな気持ちで鑑賞。
 



 


・成巽閣(せいそんかく)
兼六園の中に、江戸時代頃の人形を展示している成巽閣という建物がある。
入園料は700円。兼六園の倍以上ですか!
それでもせっかくなので入ることに。

その料金のためか、修学旅行の学生らは入ってこないため、とても静か。
日本の御殿建築という趣の建物で、畳の匂いが心地よく、少し薄暗い部屋だったこともあり、その雰囲気に酔いしれました。むしろ人形は特に気にならず、この建物内が気に入りました。




・金沢神社
兼六園に隣接する、小さな金沢神社にも寄ってみることに。こちらは無料。



・昼食とお煎餅
兼六園の地図にデカデカと宣伝している「石川県観光物産館」。
要するにお土産屋なのですが、その2階にある「寿し駒」で昼食を取ることに。
こういう大きな宣伝をしている場所はあまり美味しくないのが定石と思いながらも、これもチャレンジという意思のもと、迷わず店内へ。そこで海鮮丼を注文。

観光地での食事は”安い、旨い”ではなく、”高い、普通の味”ですから、まぁこんなもの。悪くはないのですが、1500円の価値は見い出しにくいかなと。店員さんの対応は良かったです。

その後、兼六園へ向かう途中の坂にある煎餅屋で、店頭で焼いている煎餅1つを買い食い。お店の中でお茶を飲みながら休めるとあって、ちょっとお勧め。


・金沢21世紀美術館
予定には入れてませんでしたが、時間があったため「金沢21世紀美術館」へ。
グレイソン・ペリー展+コレクション展が見れるということで、1000円払って入館。ちなみにグレイソン・ペリーなんて人は知りません。これも来たついでというものです。

新進気鋭の作家のようで、大きな陶磁器のツボをキャンバスに見立て、コラージュを行なう作家さんのようです。いわゆる絵画的な美術品とは違い、こうした今に生きる作家さんの作品は、特徴がありすぎて一般の方には分かり辛い芸術作品ばかりが並んでいます。いくつもの部屋に分けた格好で作品が陳列されていましたが、中にはスカイダイビングをしてクルクル回る人を映し出しているだけの作品なんかも。

”コレクション展”は何人かの日本人作家の作品が展示されていましたが、こちらも美術慣れしていない人には難しい作品群。いわゆる”前衛的な作品”ばかりでした。



・小松空港
そろそろ時間ということもあって、金沢から小松駅へ。
さすがに人はそれなりに多いですが、JRといえども座席は2席向かい合わせの形。


小松駅からバスで10分たらずで空港着。17:30のANA便(実際には10分遅れ)に搭乗。
ポケモンジャンボでした。

空は曇っていましたが、それは下の世界の話。眼下を見渡せば、一面雲の海でした。
この時間のためか、機内から夕焼けから日の入りも堪能できたことが印象に残っています。

暗くなってきたところで羽田着。
都内の、人で溢れた電車に乗ったときには、ああ、帰ってきたなと感じます。

そんなこんなの二泊三日の旅。これにて終了。


休日であれば、お祭りなどが開催されるようでしたが、個人的には今回の旅では人ごみは遠慮したかったため、平日を狙っての普段の石川県を見ることができたのは正解でした。
楽しかったです(・∀・)ゞ


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コメント 4

Lunamaria

> 電話をしたらシーズンなのでやっているとのこと。

思いつきで行ったとは思えないほど充実した旅程ですね。
ちゃんと電話確認とかもしていてスゴイです。
ひとつだけツッコミどころは・・・、”コスモアイル”て何??(核爆
by Lunamaria (2007-05-05 13:47) 

カルディア

Lunamariaさん>
こんばんは~(・∀・)
前日に出来うる限り情報を仕入れてスケジュール組みました! 出発したらPC見られないので…。所々、時間が余った部分もありましたが、かろうじて及第点かと自負しています。
「コスモアイル」=「宇宙の出島」という意味らしいですよw
by カルディア (2007-05-07 00:22) 

うれしくて連続コメントしちゃいます、ゴメンナサイ!

コスモアイルにも行かれたのですね~
わたしは大学が物理専攻だったので、
実家に住んでいた頃は何度も行きました。

入り口に植えてあるりんごの木が、
かのニュートンのりんごの木を分けてもらったものだそうで
そんなところにちょっと感動したのを覚えています(^^)

科学館なのにUFOとか宇宙人が展示物にあるところがすごいですよね。
ここはプラネタリウムが良いのですが、ご覧になりましたか??

自分の地元を楽しいと言って頂けてうれしいです(^^)
他にも見所は色々ありますので、
是非また石川県に行ってみてください!
by (2007-05-11 23:56) 

カルディア

みほさん>
こんばんは~(´▽`) 連続コメントありがとうございます。
コスモアイル、みほさんも何度か足を運んでいた場所とは!
今更ながら驚きです。行っておいて良かったかもw

本来は休館日ということもあって、見物できたのは2階の展示物だけでした。
プラネタリウムやUFOラーメンを体験しておきたかったのですが…。
1人でモニターの前で学者の話を聞いていましたよw
by カルディア (2007-05-13 21:37) 

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